PKをアピールしながら転倒するネイマール【写真:Getty Images】
【ブラジル 2-0 コスタリカ ロシアワールドカップ・グループリーグE組第2節】
現地時間22日に行われたロシアワールドカップ・グループリーグE組第2節でブラジルはコスタリカと対戦し、2-0の勝利を収めている。だが、ブラジルにとってはスコアほど簡単な試合ではなかった。
ブラジルが攻めてコスタリカが守る展開となったこのゲーム。コスタリカのGKケイラー・ナバスが好守を連発したこともあり、ブラジルはなかなか得点を決められず苦しんだ。
先制点を急ぐブラジルは0-0で迎えた78分、ペナルティエリア内でネイマールが倒れて主審は笛を吹いた。だが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)で確認したところ、主審はPKではないとジャッジ。判定が覆り、コスタリカボールでリスタートとなった。
映像によると、コスタリカDFジャンカルロ・ゴンサレスの手は確かにネイマールに触れていたため、議論の余地は残るところ。ただ、ネイマールの過度なリアクションは、PKをもらいにいったという印象を与えかねないものだった。
試合は後半アディショナルタイムにブラジルが2点を奪って勝利を収めたため、このVARによる判定が大騒動になることはないかもしれない。それでも、軽度の接触ではPKをとってもらえないという感覚がネイマールの中に生まれた可能性はありそうだ。
【了】