日本代表の乾貴士【写真:Getty Images】
日本代表は22日、ロシアワールドカップ・グループリーグ第2節のセネガル戦に向けて練習を行った。
コロンビア戦で先発フル出場を果たした乾貴士は決勝トーナメント進出がかかったセネガル戦に向け「コロンビア戦が終わってからすぐにそこは考えてましたし、今はもうセネガルのことしか頭にないです」とすでに気持ちを切り替えている。
そのアフリカの強豪も初戦はポーランドに2-1で勝利している。全体的にフィジカルが強い選手が多く、身体能力もずば抜けて高い。プレッシャーも速く、ポーランドは終始苦しんでいた印象だ。
「身体能力が高いですし、足も速いので。ただ、ポジショニングだったりとか、そういうところはルーズになってくると思うので、そういうところを突いていければいいかなと思います」。乾はセネガル攻略のポイントについてこう述べる。
また西野朗監督はセネガル戦のポイントとして中盤での速いパス回しが重要になると話す。背番号14は「プレッシャーも速いですし、足が伸びてくるところはすごいので、その辺をかわすためには判断の速さ、ボール回しの速さっていうのは重要になってくる。その辺はね、みんなが意識しないと取られてカウンターっていうのが一番怖いので、注意しないといけないかなと思います」とこの点についても言及している。
コロンビア戦では先発フル出場し、何度もチャンスを演出していた乾だが、その出来に満足している様子ではなかった。
「この間のコロンビア戦はよくなかったので、特に前半は迷惑をかけてしまったので、その辺はしっかり修正してやらないといけないです。ただそれを引きずってても仕方がないので、しっかりセネガルに向けて頑張っていきたいです」
自身初のワールドカップ。次はゴールという結果を残してもらいたい。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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