アルゼンチンのウィリー・カバジェロ【写真:Getty Images】
【アルゼンチン 0-3 クロアチア ロシアワールドカップ・グループリーグD組第2節】
現地時間21日に行われたロシアワールドカップ・グループリーグD組第2節で、アルゼンチンはクロアチアと対戦し0-3で敗れた。
アルゼンチンは痛恨のミスで大事な一戦を落としてしまった。両チームとも大きなチャンスを作れないまま迎えた53分、アルゼンチンDFの何でもないバックパスをGKウィリー・カバジェロがダイレクトで味方に繋ごうと試みるもミスキックになってしまいそのボールをクロアチアのFWアンテ・レビッチにダイレクトボレーを決められてしまう。
リードを許したアルゼンチンはその後2失点を喫し敗戦、ベスト16進出が難しい状況になってきた。
試合後、ロシアメディア『ロシアトゥデイ』で解説をしているマンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は「私もカバジェロと同じくらいのプレーは出来るだろう」と皮肉を込めてコメントしている。
また独メディア『第2ドイツテレビ』で解説を務めていた元ドイツ代表GKのオリバー・カーン氏は「カバジェロは前半にもチップキックを試みようとしていた。今日の試合で2,3度彼がいい加減にボールを扱うシーンがあった」と失点の前に既にミスをする兆候があった事を指摘し痛烈に批判した。
別の独メディア『シュポックス』では選手の採点を掲載し36歳のベテランGKに「6」を与え「ワールドクラスのGKであれば2失点目も防げたはずだ」と全体のパフォーマンスについて酷評している。(ドイツメディアの採点は「6」が最低、「1」が最高)
【了】