長谷部誠【写真:Getty Images】
日本代表は現地時間21日、ロシアワールドカップ・グループリーグ第2節のセネガル戦に向けて練習を行った。
コロンビアを2-1で下し、世界を驚かせた西野ジャパン。前半早々に相手が10人になる幸運もあったが、数的優位の難しさもある。それでも勝ちきった。長谷部誠はブラジルワールドカップの経験を引き合いに出し、こう語る。
「2014年のギリシャとの試合もそうでしたけど、多くの経験をしている選手がいるなかで、しっかりと自分たちに対応する力というのはつけてきているかなというのは感じている」
長谷部自身、相手の変化に動じることなくコロンビア戦を戦えたようだ。「僕個人としても3大会目で、試合に入る前も正直こんなに落ち着いていて良いのかというくらいだった」と言う。その理由は南アフリカ、ブラジルと修羅場を体験したからこそ。「過去2大会の個人的な経験というか、悔いというか、そういう部分から来ている」と述べた。
コロンビアにリベンジを果たしたが、長谷部は「まだ何も掴んでいない。これから」と気を引き締める。悔しさにまみれ、経験を重ねることで新たな境地に辿り着いたキャプテンのもと、チームはセネガルとの第2戦に臨む。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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