フランス代表のキリアン・ムバッペ【写真:Getty Images】
【フランス 1-0 ペルー ロシアワールドカップ・グループリーグC組第2節】
フランス代表のFWキリアン・ムバッペは現地時間21日、ロシアワールドカップ・グループリーグC組第2節のペルー戦でゴールを奪い、マン・オブ・ザ・マッチに選出された。19歳6ヶ月での得点は、今大会の最年少得点記録である。
フランス代表の10番をつけてピッチに立つ規格外の若者は、ペルー戦で序盤から存在感を見せた。34分に後方からのフィードにヒールで合わせようかという離れ業にトライすると、これは惜しくもミートしなかったが、直後に先制点を決めた。
ポール・ポグバがボールを奪ってすぐにスルーパスを出すと、オリビエ・ジルーのシュートがDFに当たってゴール前に入り、ムバッペが押し込んでいる。
19歳183日での得点はフランス代表にとってメジャートーナメント(ワールドカップとEURO)における最年少得点記録だ。これまでの記録はダビド・トレゼゲ氏で、20歳で迎えた1998年のワールドカップでゴールを挙げた。
なお、ワールドカップの最年少得点記録は1958年大会にブラジル代表のペレ氏が達成した17歳239日だ。
今大会でムバッペよりも若いのは1人だけ。オーストラリア代表のダニエル・アルザーニが唯一の1999年生まれである。
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