酒井宏樹、乾、岡崎の名前も忘れず
同じくスタメンに名を連ねた酒井宏樹、乾貴士は「かつてのブンデスリーガの選手」として紹介。またベンチに座った酒井高徳(HSV)、武藤嘉紀(マインツ)、宇佐美貴史(デュッセルドルフ)といった選手たちも、所属クラブの名前をカッコに入れて列挙。もちろんかつてシュトゥットガルト、マインツに所属した岡崎慎司の名前も忘れてはいない。やはり『キッカー』電子版も、どうしてもブンデスリーガ所属の選手たちに目が行ってしまうようだ。
『キッカー』電子版は、「オオサコが日本のサプライズを完璧にした」と見出しを付けている。そして「“サムライ・ブルー”はW杯の歴史の中で2番目に早い退場から利益を得た」と記した。ドイツメディアにとっても、グループHの本命はコロンビア。日本の勝利に少なからず驚いているようである。
そして『シュポルト・ビルト』電子版も、『キッカー』電子版も日本戦の結果はコロンビアにとって「悪夢の開幕」であることを記している。
『シュポルト・ビルト』電子版は、『ドルトムントのブンデスリーガ・スター、カガワのPKによるゴールは本命にとって悪夢の始まりだった』と記した。ドイツメディアにとって、香川はあくまで“ドルトムントのシンジ・カガワ”のようである。
(文:本田千尋)
【了】