ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップ・グループリーグB組第2節の試合が現地時間20日に行われ、ポルトガル代表とモロッコ代表が対戦。ポルトガルが1-0で勝利を収めた。
決勝点を奪ったのはやはりFWクリスティアーノ・ロナウド。初戦のスペイン戦でハットトリックを達成していたエースは、モロッコ戦でも前半4分に強烈なヘディングを叩き込んだ。結局この1点が決勝点となり、ポルトガルが勝ち点3を獲得した。
C・ロナウドはスペイン戦での3得点により代表でのゴール数が通算84点となり、ハンガリーの伝説的選手フェレンツ・プスカシュ氏の記録に並んでいた。モロッコ戦のゴールは85点目であり、プスカシュ氏を上回って欧州の代表チームでは歴代単独最多となった。
欧州以外を含めた世界全体では単独2位の記録。元イラン代表FWのアリ・ダエイ氏が歴代最多の通算109ゴールを記録している。
C・ロナウドのワールドカップでのゴールはこれで通算7点目。ポルトガル代表ではエウゼビオ氏が最多の通算9ゴールを記録しており、C・ロナウドはあと2点に迫っている。
今大会の得点ランキングでも、C・ロナウドはロシアのデニス・チェリシェフを上回り単独首位に浮上。ワールドカップ開幕から2試合で4得点以上を記録した選手は、2002年大会のミロスラフ・クローゼ氏(ドイツ)以来4大会ぶりとなる。
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