モロッコはロシアW杯グループ敗退が決定【写真:Getty Images】
【ポルトガル 1-0 モロッコ ロシアワールドカップ・グループリーグB組第2節】
ロシアワールドカップ・グループリーグB組第2節の試合が現地時間20日に行われ、ポルトガル代表とモロッコ代表が対戦。0-1で敗れたモロッコは、今大会のグループリーグ敗退決定第1号となった。
モロッコは大会初戦でイランと対戦し、後半アディショナルタイムのオウンゴールで0-1の敗戦。ポルトガルにも敗れれば敗退が決まる状況で第2節の試合に臨んでいた。
前半開始わずか4分、ポルトガルはエースのFWクリスティアーノ・ロナウドが強烈なヘディングを叩き込んで先制点を奪う。その後はモロッコも反撃に転じ、決定的な形でポルトガルゴールを脅かした場面も何度かあったが、最後までゴールを奪えず敗戦に終わった。
この時点で、モロッコは今大会のグループリーグ敗退が決定。開幕からわずか7日での敗退決定第1号となってしまった。
スペインと対戦するグループ最終節で勝利を収めたとしても、モロッコの勝ち点は最大で3ポイント。すでに4ポイントを獲得したポルトガルには届かない。また、20日に行われるイラン(勝ち点3)対スペイン(勝ち点1)戦ではどちらかが勝ち点4以上に到達するため、モロッコを上回ることが確定する。
モロッコ代表は過去に4回ワールドカップに出場し、グループリーグを突破したのは1986年大会の1回のみ。今回は1998年以来20年ぶりのワールドカップ出場だったが、決勝トーナメント進出の夢は早くも絶たれてしまった。
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