コロンビア戦に勝利した日本代表【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップは現地時間19日までにグループリーグ各組の第1節の試合が全て行われた。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』では、各チームが初戦を戦い終えた時点での「格付けランキング」を発表している。
今大会はここまで、優勝候補と予想された強豪国が苦戦するケースが目立っている。ドイツは初戦でメキシコに敗れ、ブラジルやアルゼンチンもドロー発進。グループHの日本代表も、格上と評価されていたコロンビアを2-1で破る金星を挙げた。
『ガゼッタ』紙が現時点での格付け1位に選んだのはスペイン代表。初戦はドローに終わったといえ、相手はグループ内最強の相手と目されるポルトガルだった。「ジエゴ・コスタの2得点により“9番不在”の疑問も払しょくできた」と評されている。
2位は初戦でオーストラリアに苦戦しながらも白星スタートに成功したフランス。3位以下にはブラジル、ベルギー、イングランド、ポルトガル、ドイツと続いている。
日本代表の評価は32チームの中で「19位」。大会開幕前の今月12日付で同紙が発表していたランキングの「27位」からは大きく順位を上げ、同じグループのコロンビア(20位)とポーランド(21位)を上回った。セネガルは15位でグループ最上位となっている。
「まだホーリーとベンジ(キャプテン翼の海外名)に頼るタイミングではないが、アニメに登場するような上り坂(困難)に見えたピッチを駆け上がることができた。決勝でロシアと対戦するという安倍首相の予言が形になりつつあるかも」と日本代表についてコメントされている。
日本の評価はアジア勢の中では最上位。イランは22位、オーストラリアは24位、韓国は28位、開幕戦でロシアに大敗したサウジアラビアは最下位の32位に位置づけられている。
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