コロンビア戦に勝利を収めた日本代表【写真:Getty Images】
【日本 2-1 コロンビア ロシアワールドカップ・グループリーグH組第1節】
日本代表は現地時間19日、ロシアワールドカップグループリーグ第1節でコロンビアと対戦し、2-1で勝利を収めた。
グループ最強国と予想されていたコロンビアに対し、日本代表の評価はグループ4番手という見方が一般的だった。だが開始直後にコロンビアが退場者を出した上にPKを獲得するという展開にも助けられ、見事初戦で勝ち点3を獲得することに成功した。
西野ジャパンがこの結果により、最初の目標として掲げる決勝トーナメント進出に大きく前進したことは間違いない。データの上でも、ワールドカップが現在と同じ大会方式となって以来、初戦に勝利を収めたチームは「85%」がグループ突破に成功している。
勝利に勝ち点3が与えられ、グループ上位2チームが決勝トーナメントに進出するという現在と同じ大会方式は1998年大会から採用されている。その1998年から前回の2014年大会までで、初戦で勝ち点3を獲得した61チームのうち、52チームが決勝トーナメントへ進んだ。
初戦に勝利しながらもグループリーグで敗退したのは前回大会のコートジボワールとイタリアなど、61チーム中9チームのみ。3試合の短期決戦のうち1試合で勝利を収めるという結果にはそれだけ大きな意味があると言える。
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