日本戦でレッドカードを受けたカルロス・サンチェス【写真:Getty Images】
【日本 2-1 コロンビア ロシアワールドカップ・グループリーグH組第1節】
日本代表は現地時間19日、ロシアワールドカップグループリーグ第1節でコロンビアと対戦し、2-1で勝利を収めた。
試合の行方を大きく左右したのは前半3分のプレーだった。香川真司のシュートを腕でブロックしたコロンビアのMFカルロス・サンチェスに対して一発レッドカードが提示され、このプレーで与えられたPKを香川が決めて先制。その後、アディショナルタイムを含めれば90分間以上のプレーが11人対10人で行われることになった。
サンチェスは今大会で最初の退場選手となった。また、英紙『デイリー・メール』などが伝えるところによれば、ワールドカップでキックオフから史上2番目に速いレッドカードを受けた選手となる。退場となった時間はキックオフから約2分56秒だった。
過去のワールドカップでこれより速いレッドカードを受けた選手はわずか一人。1986年大会のグループリーグ最終節、ウルグアイ対スコットランドの試合で、ウルグアイのDFホセ・バティスタが開始わずか54秒でラフプレーにより退場となった。だが10人のウルグアイは試合を0-0のドローに持ち込み、決勝トーナメント進出に成功する結果となった。
【了】