エジプト代表のモハメド・サラー【写真:Getty Images】
【ロシア 3-1 エジプト ロシアワールドカップ・グループリーグA組第2節】
現地時間19日に行われたロシアワールドカップ・グループリーグA組第2節で、エジプトはロシアに1-3で敗れた。
前半からロシアペースで進んでいた試合は後半開始直後にエジプトのオウンゴールでロシアが先制する。その後ホームの大歓声を背に主導権を握ったロシアが2得点を挙げエジプトに完勝した。
試合後、エジプトのエクトル・クーペル監督は「集中力の欠如から多くのミスをしてしまった。前半は良いゲーム展開だったが数分のうちに試合が決まってしまった」と試合を振り返った。
なおこの試合でエジプトのFWモハメド・サラーが今大会初出場を果たした。先月26日に行われたチャンピオンズリーグ決勝のレアル・マドリー戦で負傷交代後24日ぶりにプレーしたサラーは73分に28年振りの出場となるW杯で母国にゴールをもたらした。
しかしフル出場を果たしたが全体的に精彩を欠き、ロシアのMFデニス・チェリシェフは「彼は素晴らしい選手だがスーパースターではなかった」と試合後に語っている。
7大会振りの出場となったエジプト代表だがW杯では未だ未勝利が続いている。(2分4敗)決勝トーナメント進出は厳しい状況だが25日に行われるサウジアラビア戦では初勝利をかけてどのような戦いを見せてくれるだろうか。
【了】