日本代表に敗れたコロンビア代表【写真:Getty Images】
【日本 2-1 コロンビア ロシアワールドカップ・グループリーグH組第1節】
日本代表は19日、ロシアワールドカップ・グループリーグH組第1節の試合でコロンビア代表と対戦し、2-1で勝利を収めた。
グループ最強国と予想されていたコロンビアと、グループ内で最も評価の低かった日本。初戦ということもあり、西野ジャパンにとっては勝ち点1を獲得できれば御の字という一戦だったが、香川真司と大迫勇也のゴールにより非常に大きな白星を得ることに成功した。
多くの海外メディアが、この試合でのコロンビアの戦いぶりをある一言で表している。日本語を起源とし、「自滅」を表す意味で他国語でもよく用いられる「ハラキリ」という言葉だ。
スペイン紙『アス』、『マルカ』、『エル・ムンド』、イタリア『Raiスポーツ』、『セコロXIX』など多数のメディアがこの表現を用いている。その理由は対戦相手が日本だったことに加え、やはり前半開始直後のプレーにある。
前半4分、香川のシュートを腕でブロックしたコロンビアのMFカルロス・サンチェスは一発退場。PK献上で日本に先制点を与えるとともに、残りの80分間以上を数的不利で戦わなければならない状況を招いてしまった。日本が見事な戦いぶりを見せたのも事実だが、コロンビアの自滅という側面もあった試合だった。
【了】