本田圭佑はアジアサッカー界の歴史に名を刻んだ【写真:Getty Images】
【日本 2-1 コロンビア ロシアワールドカップ・グループリーグH組第1節】
ロシアワールドカップのグループリーグ初戦が現地19日に行われ、グループHの日本代表はコロンビア代表に2-1で勝利を収めた。
この試合の後半、途中出場でピッチに立ったMF本田圭佑が日本に決勝点をもたらす活躍を見せた。左コーナーキックから大迫勇也のゴールをアシストしている。
殊勲の1アシストは、本田の名前を日本サッカー界の歴史に刻むこととなった。3大会連続となるワールドカップ出場を果たした背番号4は、日本代表史上初めて3大会連続でアシストを記録した選手となった。
本田は自身初のワールドカップとなった2010年の南アフリカ大会、グループリーグ最終戦のデンマーク戦で勝利を決定づける岡崎慎司のゴールをアシストした。利き足でない右足で見事なコントロールを見せてペナルティエリアに侵入し、相手DFに引きずられながら岡崎にラストパスを通した。
自身2度目のワールドカップとなった2014年のブラジル大会も、グループステージ最終戦で岡崎のゴールをアシストした。試合には1-4で敗れたが、前半終了間際にクロスで岡崎のダイビングヘッド弾を演出していた。
そして今回、ロシアでは大迫のゴールをコーナーキックでお膳立てし、3大会連続のアシストを達成。これは日本代表史上初であるばかりか、アジア人として初めての記録だった。歴史に名を刻んだ本田には、このあとに続くセネガル戦やポーランド戦でもチームを勝利に導く決定的な活躍に期待が集まる。
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