日本代表の西野朗監督【写真:Getty Images】
日本代表は19日、ロシアワールドカップ・グループリーグH組第1節の試合でコロンビア代表と対戦し、2-1で勝利を収めた。
開始直後にコロンビアのMFカルロス・サンチェスがハンドで一発退場となり、このプレーで得たPKを香川真司が決めて前半6分に先制。前半のうちに同点ゴールを許したが、73分にCKから大迫勇也がヘディングを叩き込み、これが決勝点となった。
西野朗監督は試合後に、「落ち着いて試合に入って、先制できたことで非常にリズムを作れた」とコメントしている。
この日の布陣については、「リアクションだけにならず、自分たちのボールを持てる中でゴールを目指していける、そういう中盤の構成を考えた。柴崎(岳)あたりがよくゲームメークしてくれた」と7番を名指しで称賛した。
開始直後から11人対10人になったが、必ずしも単純には「数的優位は感じなかった」とのこと。「やはりポジションで優位に立たなければならないので。後半は良いポジションから数的優位に立って、有意義にゲームを作れたんじゃないか」と戦いぶりに満足する様子を見せた。
大会開幕のわずか2ヶ月前に就任してのワールドカップ初采配となったが、「選手がタフに戦ってくれた、その結果だけなので」と西野監督。今後のセネガル戦、ポーランド戦については「今はまだ考えられないです」とコメントするにとどめた。
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