イングランドのハリー・ケイン【写真:Getty Images】
【チュニジア 1-2 イングランド ロシアワールドカップ・グループリーグ G組第1節】
ロシアワールドカップのグループリーグ初戦が現地時間18日に行われ、グループGのチュニジア代表とイングランド代表が対戦した。試合はイングランドが2-1で勝利した。
早い時間帯にFWハリー・ケインのゴールで先制点を挙げたイングランドだったが、前半にPKを与え同点に追いつかれてしまう。試合を通じボールは支配するもののチュニジア守備陣を崩せずチャンスをなかなか作れない中で91分にセットプレーからケインが値千金の勝ち越しゴールを決め苦しみながらも初戦をものにした。
試合後、国際サッカー連盟(FIFA)のオフィシャルサイトでMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出されたケインは独メディア『第1ドイツテレビ』のインタビューで「素晴らしかった。我々は最後まで諦めずに戦った。勝利という結果は妥当だと思う」と語っている。
また「我々は幾つかPKをもらってもおかしくなかった」と審判の判定に疑問を持ちつつも「当然レフェリーの見方もあるし彼らの決定がサッカーである。とにかく今日は勝利を喜びたい」と試合を振り返った。
次節は24日にパナマと対戦する事が決まっている。エースのケインが得点を量産できれば2大会ぶりの決勝トーナメント進出はもちろんのこと、1966年以来の優勝も見えてくるかもしれない。
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