吉田麻也【写真:Getty Images】
日本代表は現地時間18日、ロシア・サランスク市内で、翌日のロシアワールドカップ初戦・コロンビア戦に向けた前日練習を行った。
ロシアワールドカップも大会5日目を迎えているが、ここまでアルゼンチン、ドイツ、ブラジルといった強豪国が苦戦を強いられる展開が続いている。アイスランドや、スイスなど大国と対戦するチームは、固い試合の入りを見せている印象もある。コロンビア戦を間近に控えた日本代表・吉田麻也は自分たちもそういった戦い方になると予想している。
「大国とやるチームはかなり守備的に戦ってるなっていうイメージがあるんで、おそらく僕らも同じような形で手堅く攻めるようになると思いますけど、その中でも勇気を持って自分たちのパフォーマンスを出せるようにしたいです。まあおそらく2回目だから飲まれないってことはないと思うし、2回目でも3回目でももちろん1回目でも緊張するだろうし、ナーバスになるだろうし、それがワールドカップだと受け入れて、前に進むのみです」
また今大会ではVAR導入により、PK判定が多くなっている。DFの吉田からすれば、ペナルティエリア内の対応には最大限の注意が必要になるだろう。昨年11月に行われたブラジルとの強化試合でも、背番号22はVAR判定により、PKを与えてしまっている。
吉田はこの点について、「ペナの中で足は出せないですね。慎重に、慎重に慎重にプレーしなければいけないと思います」と話している。
また、日本代表にとって重要なポイントになるであろうセットプレーについて吉田は、「大部分が僕次第じゃないかと思います。選手一人ひとりがやるべきことも大事だけど、僕にかかってると思うので、責任は大きいと思います」と意気込んでいる。
日本代表は19日、重要な一戦となるコロンビアとのゲームに挑む。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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