日本代表の長谷部誠【写真:Getty Images】
日本代表の西野朗監督と長谷部誠は18日、コロンビア代表とのワールドカップ初戦に向けた前日会見に臨んだ。
2人は冒頭、大阪府北部で震度6弱の地震について言及した。
西野監督は「大阪で震災があり、それによって関係している選手、動揺している選手が実際にいる」と話し、チーム内に動揺が見られることを心配した。
「家族、身内など影響受けた選手が多くいる。心理的なところは一番気になるところ。一刻を早く落ち着いてほしい。ホテル内でも動揺することがあった。今朝の状況は、普段どおりであるとは言えない」
また、キャプテンの長谷部は「選手を代表して、このたびの震災で被災された方々にお見舞い申し上げます。少しでも被害が小さくなるように祈っています」と述べた。
関西出身の選手が多く、東口順昭と山口蛍はそれぞれガンバ大阪、セレッソ大阪に所属している。日本代表の大一番直前に起きた自然災害。被害がこれ以上広がらないことを、チーム全員が願っている。
(取材:植田路生、文・構成:編集部)
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