メキシコ代表のハビエル・エルナンデス【写真:Getty Images】
【ドイツ 0-1 メキシコ ロシアワールドカップ・グループリーグF組第1節】
ロシアワールドカップ・グループリーグF組第1節の試合が現地時間17日に行われ、ドイツ代表とメキシコ代表が対戦。メキシコが1-0で勝利を収めた。
前回大会の優勝国であり、今回も優勝候補の一角に挙げられるドイツ。だがメキシコは35分にカウンターからFWイルビング・ロサーノが先制ゴールを奪うと、そのままドイツに反撃を許さず勝利を収めた。
メキシコのエースFWハビエル・エルナンデス(チチャリート)はこの快挙に感極まり、試合後には涙を流す様子を見せていた。メキシコ『エクセルシオール』などは試合後の同選手のコメントを伝えている。
「とんでもない勝利だ」とチチャリートはドイツ撃破を喜びつつ、「落ち着いて、一歩ずつ」ともコメント。「(同じグループの)スウェーデンと韓国に勝たなければ何の意味もない。良かった部分を続けられるようにして、ミスは修正しなければならない」
「ドイツがこのグループの中で倒すべき相手だったと言うべきでもない。スウェーデンも韓国も、同じかそれ以上に手強い相手になるかもしれないからだ」とグループの残り2試合に向けて気を引き締めている。
メキシコは今後23日に韓国、27日にスウェーデンと対戦。7大会連続のベスト16進出と、その先の「ベスト8の壁」突破を目指す。
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