クロアチア代表のニコラ・カリニッチ【写真:Getty Images】
クロアチア代表のFWニコラ・カリニッチは、ロシアワールドカップ初戦での交代出場を拒否したことで、今大会から「追放」されることになると報じられている。クロアチア『24サタ』が18日に伝えた。
クロアチアは現地時間16日に行われたグループリーグD組第1節の試合でナイジェリアと対戦し、2-0の勝利で好スタートを切った。だがチーム内に不穏な空気も立ち込めているようだ。
ミランに所属する30歳のカリニッチは、この試合で終了5分前に交代出場を告げられたが、出場を拒否したとされている。クロアチアは86分に最後の交代枠を使ったが、FWマリオ・マンジュキッチに代わって出場したのはカリニッチではなくFWマルコ・ピアツァだった。
ズラトコ・ダリッチ監督はこれを許さず、カリニッチをチームから外すことを18日に最終決断する見通しだという。試合後のインタビューでは、指揮官は「負傷者を出さず終えられたが、ひとつ問題があった」とコメントしていた。
クロアチアサッカー連盟から正式な発表はまだ行われていない。クロアチアは今後21日にアルゼンチン、26日にアイスランドとの対戦を予定している。
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