韓国代表【写真:Getty Images】
韓国代表のシン・テヨン監督は、ロシアワールドカップで対戦する相手国を混乱させるため、大会直前の親善試合では意図的に選手の背番号を入れ替えていたと明かした。英メディア『BBC』が伝えている。
韓国は現地時間18日に行われるグループリーグF組第1節の試合でスウェーデンと対戦する。本大会に向けた登録メンバー23人は今月2日に発表されたが、その後7日に行われたボリビア戦での背番号は本大会でのものとは異なっていた。
ボリビア戦ではたとえば、“韓国のメッシ”ことMFイ・スンウが7番、ヴィッセル神戸のMFチョン・ウヨンが8番などを着用。だが本大会ではそれぞれ10番と15番になっている。非公開で行われた11日のセネガル戦もボリビア戦と同様だったようだ。
「入れ替えたのは、相手に全てを見せたいとは思わず、混乱させたいと思ったからだ」とシン・テヨン監督。「我々の選手のうち何人かは知られているかもしれない。だが西洋人にとって、アジア人の顔を見分けるのは非常に難しい。だからこうした」と意図を説明している。
韓国はスウェーデンのほか、ドイツとメキシコが同居した非常に厳しいグループから決勝トーナメント進出を狙う。少しでも突破の確率を上げるため、あらゆる手を尽くしてきたようだ。
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