本田圭佑【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップに臨む日本代表は現地時間17日、ベースキャンプ地のカザンでコロンビア戦に向けた練習を行った。
ワールドカップが開幕し、連日、熱戦が繰り広げられている。本田圭佑は「ここまで何試合も見て、みんなもロシアのピッチ状況や今回のビデオ判定の仕組み、総合的に見た視点でどういうふうにやるべきかっていうのは選手全員、整理がついてきているんじゃないかなと思います」と述べた。
そして、日本代表はコロンビアに向けて着々と準備を進めている。本田は「しっかり僕自身、結果にどれだけコミットできるか準備をここまでしてきている」とし、こう続ける。
「まだスタメンで出るのかサブで出るのか分からないですけど、どっちでも与えられた役割は、やはり結果にコミットできるかだと思っている。相手の守備がどういうふうに来るかにもよりますけど、しっかりスペース探しながら、しっかりボール受けて、起点になりながらゴール前に侵入していくか。その数と質、それは高めていかないといけない」
過去2大会で、本田は3得点を挙げている。大舞台でこそ輝く力があることを証明してきた。
「ぶっつけ本番に強い人、弱い人っていると思いますけど、それってこれまでのバックグラウンドが、環境が、そういう能力を自然と身に着けさせたと思う。たまたまラッキーで、育った環境がそういうプレッシャーの中で生きることが多かったんで、しっかり出しに行く。自分ならできると、自分にしっかり自信を与えるじゃないけど、自分を出しながらやっていきたいと思います」
4年に一度の祭典に本田は挑む。南アフリカ大会、ブラジル大会のようにゴールネットを揺らすことができるだろうか。8年前のように、勝利に直結するゴールを奪いたい。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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