酒井高徳【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップに臨む日本代表は現地時間17日、ベースキャンプ地のカザンでコロンビア戦に向けた練習を行った。
ロシアワールドカップも大会4日目を迎えるが、ここまで様々な試合が行われてきた。開幕戦は5-0と圧巻の試合であり、その後もクリスティアーノ・ロナウドのハットトリックが生まれるなどやはり4年に一度のサッカーの祭典は話題が尽きない。
酒井高徳はここまでの本大会をこう振り返っている。
「本当に見てて思うのは、やっぱり組織的になっているチームが非常に多いかなってところがすごく印象強い。アイスランドも昨日そうだったし、クロアチアとかナイジェリアも試合見たけど、本当にどっちに転んでもおかしくないっていうところの時間帯が長いなっていうのがすごく印象的で、それが集中切れてしまったら、ちょっと引き合いに出すものはないかもしれないけど、サウジみたいに2点、3点、4点って行ってしまうのかなと。
だから本当に集中力ってところが大事だと思う。より一番大事なのは集中力と少し似てるんですけど、チームで決まってたこと、試合前に決めたことをどれだけ長く集中して保てるかってことが非常に大事になってくると思う。それは、ラインの高さ低さとかじゃなくて、選手の距離間だったり全体がバラバラになるかならないかってところが非常に大事なのかなと。
アイスランドみたいにあそこまで引いてもやっぱりチーム全体の意思疎通がしっかりできてれば守れるわけで、逆に言ったらね、高い位置でクロアチアみたいにプレッシャーかけに行ってもチームがしっかり意思疎通できてれば崩れない、90分崩れないってところがあるので、そういった集中力っていうのはこの大会、攻守を通じて大事になってくるのかなと自分的には思います」とアルゼンチン相手に大健闘をみせたアイスランドをお手本にコロンビア戦へ臨むようだ。
最後にコロンビア戦に向けて酒井は「総力戦になってくるこの大会でね、本番はケガだったりは誰も予想できないと思うし、じゃあその時にどこのポジションの誰が、それはGKなのかDFなのか、FWなのかどこでも一緒だと思うので、その気持ちでやってると思います」いつ使われてもいいように準備を進めているという。
いよいよ初戦のコロンビア戦まであと2日かに迫っている。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
【了】