イングランド代表のファビアン・デルフ【写真:Getty Images】
イングランド代表のDFファビアン・デルフは、ワールドカップの期間中に妻が出産した場合、試合を欠場することになっても一時帰国する意志を見せている。16日付英紙『テレグラフ』などが伝えた。
マンチェスター・シティに所属する28歳のデルフの妻は現在第3子を妊娠中。出産予定日は今月30日だとされている。
「もちろん、イングランドに戻らなければならないだろう。それからまた戻ってくる。理想的ではないのはもちろんだが、それが人生の一部だ」とデルフはコメントしている。
イングランド代表は現地時間18日にグループリーグG組第1節の試合でチュニジアと対戦。その後24日にパナマ戦、28日にベルギー戦を予定している。出産の予定が早まれば、デルフはベルギー戦を欠場することになるかもしれない。
逆に出産が遅れた場合、イングランドが勝ち進んでいれば決勝トーナメント1回戦を欠場する可能性もある。イングランドは首位通過なら7月2日、2位通過なら3日にベスト16の試合を行う。G組の1位または2位のチームとの対戦であり、その相手は日本代表となる可能性もある。
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