オーストラリア代表のベルト・ファン・マルワイク監督【写真:編集部】
【フランス 2-1 オーストラリア ロシアワールドカップ・グループリーグC組第1節】
ロシアワールドカップ・グループリーグC組第1節の試合が現地時間16日に行われ、フランス代表とオーストラリア代表が対戦。フランスが2-1で勝利を収めた。
フランスは58分、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によって与えられたPKをFWアントワーヌ・グリーズマンが決めて先制。オーストラリアもその4分後に獲得したPKをMFミレ・ジェディナクが決めて同点としたが、81分にMFポール・ポグバがフランスに勝ち越しゴールをもたらした。
オーストラリアのベルト・ファン・マルワイク監督は試合後の会見で、「あんなラッキゴールでやられた」とコメント。ポグバの得点が、オーストラリアDFに当たって浮いたボールがGKの頭上を越えたものだったことに対して不運を悔やんだ。
「2-1にされる前に(トミ・)ユリッチが3対1か3対2の状況になりかけてタックルを受けた。相手はイエローカードを受けたが、チャンスは潰されてしまった」と判定への不満も口にしている。VARによるPK判定については、「私の感覚では(PKでは)なかったと思う」としつつ、「よくは見えなかった」と明確なコメントを避けた。
優勝候補相手の健闘は勝ち点に繋がらず、「残念だった。少なくともドローの資格はあった」とファン・マルワイク監督。「だが、世界最高のチームのひとつに対してこういう戦いができたことは誇っていいと思う」とパフォーマンスには満足する様子を見せた。
このあとオーストラリアは、21日にデンマーク、26日にペルーと対戦する。
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