C・ロナウド(中央)はエウゼビオ氏(左)やパウレタ氏(右)に次ぐポルトガル史上3人目のW杯ハットトリック達成者に【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップのグループリーグ第1節が現地時間15日に行われ、グループBのポルトガル代表はスペイン代表と3-3で引き分けた。
この試合でポルトガルのFWクリスティアーノ・ロナウドが、4分のPKを皮切りに44分、88分とゴールを奪って今大会初のハットトリックを達成した。チームを1人でドローに導いている。
そして、自身初めてのワールドカップでの1試合3得点を成し遂げたC・ロナウドは、ポルトガル代表史上3人目のハットトリック達成者となった。
ポルトガル人史上初のハットトリックは、1966年イングランド大会の朝鮮民主主義人民共和国代表戦で4得点を挙げたFWエウゼビオだった。2人目は2002年日韓大会のグループリーグ・ポーランド戦で3得点を奪ったFWペドロ・ミゲウ・パウレタである。
ただ、ワールドカップで2度のハットトリックを記録したポルトガル代表選手はいない。ロシア大会はまだ初戦が終わったばかり。年齢的にも最後のワールドカップとなるかもしれないクリスティアーノ・ロナウドには、母国の歴史を塗り替える活躍が期待される。
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