モロッコのFWアジズ・ブハドゥズが最終盤に痛恨のオウンゴール【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップのグループリーグ第1節が現地時間15日に行われ、グループBのイラン代表がモロッコ代表に1-0で勝利を収めた。
幕切れは劇的だった。両者一歩も譲らない激戦は0-0のまま6分間のアディショナルタイムに突入する。そしてドラマは95分に生まれた。
イランは左サイドの深い位置でフリーキックを獲得し、DFエハサン・ハジサフィが左足で蹴る。ニアサイドに鋭く蹴り込まれたボールを、モロッコのFWアジズ・ブハドゥズがクリアを試みるも、頭で突いたボールは無情にもゴールネットに突き刺さった。
14日の試合でサウジアラビアが0-5でロシアに完敗していたため、このオウンゴールは、ロシアワールドカップでのアジア勢初得点となった。そしてイランにとっての今大会初勝利にして、20年ぶりとなるワールドカップ通算2勝目を引き寄せる劇的な1点となった。
【了】