レアル・マドリーのフレン・ロペテギ新監督(左)とフロンティーノ・ぺレス会長(右)【写真:Getty Images】
現地時間14日、レアル・マドリーのフレン・ロペテギ新監督が就任会見を行った。
12日、ジネディーヌ・ジダン前監督が辞任したレアル・マドリーが来季の指揮官にロペテギスペイン代表監督が就任することを発表した。翌日スペインサッカー協会は事前に知らされていなかったこともあり激怒、ワールドカップ(W杯)開幕直前で同監督を電撃解任した。
そんなロペテギ新監督は「水曜日は人生の中で最も不幸な日だった。しかし今日は最も幸福な日になった」と一連の騒動について語り、フロンティーノ・ペレス会長は「W杯が始まる前にはっきりさせ代表チームを不安にさせたくなかった」とW杯直前の発表に至った理由を説明した。
現在51歳のロペテギ監督はスペインのアンダー世代やポルト監督を歴任後2016年7月からスペイン代表監督になった。就任後は20試合連続無敗記録を継続するなど安定した戦いをみせていた。
「全てのタイトルを獲得したい。我々はそれを達成出来るだけの武器は持っている」と抱負を語るロペテギ監督はマドリーでどのようなサッカーを見せてくれるのだろうか。
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