日本代表の柴崎岳【写真:Getty Images】
ロシアに到着した日本代表は現地時間14日、ベースキャンプ地のカザンで初練習を行った。ワールドカップに臨む日本代表の柴崎岳が取材に答えている。
まず最初に、街の印象について柴崎は「特にはないですけど。良い合宿、いい準備をしていきたいですね」と語った。ワールドカップに向けての気持ちの高まりは「意外と時間がそんなにないので。試合まであと5日、いつもどおり準備していこうかなって思いますけど。高まりっていうのはまだ感じていないです」と、冷静さを保った。
4-2で勝利したパラグアイ戦は「個人的にも良いイメージを持てた試合かなって思います。味方選手にもそういったイメージを与えていきたいと思いますし、練習の中でより細かく要求しあいながら、1本で1点取れるぐらいの精度を求めていきたいと思います」とコメント。
初戦のコロンビア戦に向けて「いろんなシチュエーションを考えられますよね。うまくいけばパラグアイ戦のように、自分たちがボールを保持できる時間もあると思うし、逆に、本当にうまくいかなくて、ボールをもたせる展開もあり得る。さまざまなシチュエーションを想定しています。どんな状況においても、個人的にはセットプレーはより意識していきたいなと思っています。前試合もSBの選手に深いところまでいったら、相手に当ててCKを取ってくれて協力してくれているので、なるべく、そういったシーンを作ってほしいと。そういったシーンのときに大きいチャンスになるようにしたいなって思います」と、意気込みを語っている。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
【了】