西野朗監督【写真:Getty Images】
日本代表は13日、オーストリアのゼーフェルトからロシアに移動した。西野朗監督は、出発前にメディア対応している。
パラグアイ戦では過去2試合から大幅にメンバーを入れ替え、4-2で勝利した。選手たちの奮起を期待していた西野監督。「(メンバー選考を)悩みたいなと思った状況になったということが良かった」と嬉しい悩みを歓迎した。
国内合宿の時点では別メニューが続いていた岡崎慎司や乾貴士といった面々の状態もチェックできた。
「コンディションがもう少し上がってほしいという選手たちの状態を最後、昨日のゲームで確認できた。予想以上にいいゲームのフィジカル、メンタルってものが取れていると感じられたので、非常にいい悩みがこれからできるんじゃないかなと思います」
コロンビア戦まで約1週間と、この短期間で劇的に成長するわけではないだろう。西野監督も「やっぱりサッカーってそんなに簡単ではないなというのを今、感じている」と言う。それでも、こう続ける。
「やっぱり変えていかなければいけないので、選手とやれることを目指したいなと思います。オープンにできない部分も今まではあったんで、そういうことを考えれば変われる要素っていうのはあると思う。それを全員で見つけて、コロンビアにぶつけるだけ」
ワールドカップに向けてラストスパートに入った西野ジャパン。どのような調整をして初戦を迎えるか注目だ。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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