長谷部誠【写真:Getty Images】
日本代表は13日、オーストリアのゼーフェルトからロシアに移動した。
出発前のメディア対応で長谷部誠は事前キャンプ地について、「こういう素晴らしい環境を整えてもらったことに選手としては感謝しなきゃいけない」と述べた。
ゼーフェルトでのトレーニングを長谷部は、「トレーニング自体はかなり強度のあるトレーニングがあった。結構みんなの中でも『意外とやるね』って声もあったんで、決して簡単な軽いという感覚はなかったです」と振り返っている。
12日のパラグアイ戦は4-2と、西野朗監督体制での初勝利を手にした。「食事会場でもそうだし、選手はもちろんですけど、チームスタッフとかもより笑顔で、会話も明るいかなという感覚はあります」と雰囲気が良くなったことを明かした。
この試合では山口蛍がキャプテンマークを巻いた。これについて長谷部はこう語る。
「トレーニングとかゲームで蛍が、ちょっと元気ないなってのを監督は僕に話をしていた。その中で蛍に対しての期待っていうのは監督の中でも感じていた。そういう心遣いっていうか、奮起してほしいという気持ちがあったんじゃないかなと僕は思います」
そして、チームはロシアに入りワールドカップへ最後の調整を行う。
「ラスト1週間、コロンビア戦に向けてやっていくっていう部分では本当にラストスパート。どれだけ追い込みをかけられるか」
長谷部は言う。西野ジャパンは最高の状態で初戦を迎えることができるだろうか。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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