スペイン代表監督に就任するフェルナンド・イエロ氏【写真:Getty Images】
スペインサッカー連盟(RFEF)は13日、電撃解任した同国代表のフレン・ロペテギ監督に代わる新監督にフェルナンド・イエロ氏が就任することを発表した。任期はロシア・ワールドカップ終了までとなる。
スペイン代表監督としての契約を2020年まで延長したばかりだったロペテギ監督だが、12日に来季からのレアル・マドリー監督就任が発表された。ワールドカップ終了後にマドリーへ移ることが予定されていたが、RFEFのルイス・ルビアレス会長は翌13日に開いた会見でロペテギ監督の解任を発表した。
後任となるイエロ氏は現在50歳。現役時代にはマドリーやスペイン代表でCB・守備的MFとして活躍し、両チームのキャプテンも務めた。
指導者としては2014/15シーズンにマドリーのアシスタントコーチを務め、2016/17シーズンにはスペイン2部のオビエドを指揮。昨年11月からはスペイン代表のスポーツディレクターを務めていた。
就任からわずか2日後の15日には、ワールドカップ初戦のポルトガル戦を戦うことになる。優勝候補の一角と目されていたスペインは、思わぬスクランブル体制でワールドカップを迎える。
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