スペイン代表のフレン・ロペテギ監督【写真:Getty Images】
スペインサッカー連盟(RFEF)のルイス・ルビアレス会長は、同国代表のフレン・ロペテギ監督の解任を13日に発表した。
スペイン代表を率いてロシア・ワールドカップに臨もうとしていたロペテギ監督だが、12日には来季からレアル・マドリーの新監督に就任することが発表された。2017/18シーズン終了後に退任したジネディーヌ・ジダン前監督の後任となる。
ロペテギ監督は先月22日にスペイン代表監督としての契約を2020年まで延長したばかりだった。ルビアレス会長はこのロペテギ監督の決断を「裏切り」と感じたようだ。
マドリー監督就任発表翌日の13日、ルビアレス会長はロペテギ監督の解任を発表。「我々は代表監督を失うことを余儀なくされた」と同会長は述べ、「(マドリーとの)交渉は連盟に全く知らせずに行われた。知らされたのは発表のわずか5分前だった。やり方というものがある」と不満を訴えている。
現地時間14日にはワールドカップが開幕し、スペイン代表は15日に初戦のポルトガル戦に臨む。開幕前日という前代未聞のタイミングで、優勝候補の一角である強豪国に激震が走った。
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