スペイン代表のフレン・ロペテギ監督【写真:Getty Images】
スペイン代表を率いるフレン・ロペテギ監督は、来季からレアル・マドリーの新監督に就任することが12日に発表された。だがこの決断により、スペイン代表監督を電撃解任される恐れもあると報じられている。
ジネディーヌ・ジダン前監督が2017/18シーズン終了後に退任したマドリーは、12日にロペテギ監督との3年契約を発表した。ロペテギ監督は先月22日にスペイン代表監督としての契約を2020年まで延長したばかりだった。
マドリーはスペインサッカー連盟(RFEF)にロペテギ監督の契約解除金を支払うとみられている。だがスペイン紙『マルカ』などが伝えるところによれば、RFEFのルイス・ルビアレス会長は同監督に「裏切られた」と感じて憤慨しているという。
ロペテギ監督はロシア・ワールドカップに向けてスペイン代表を率いてロシア入りしている。現地時間14日には大会が開幕し、スペイン代表は15日に初戦のポルトガル戦を迎えるが、開幕前日というタイミングでの電撃解任もあり得るとの見方が伝えられている。
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