モナコのトマ・ルマール【写真:Getty Images】
モナコに所属するフランス代表MFトマ・ルマールは、来季アトレティコ・マドリーへ移籍することが大筋合意に達した。12日に両クラブから発表が行われている。
今後数日中に、両クラブ間で移籍の正式決定に向けた手続きが行われるとのこと。スペイン紙『マルカ』によればアトレティコとの契約は5年間となることが見込まれ、移籍金は7000万から8000万ユーロ(約91億~104億円)が支払われるという。
アトレティコのこれまでの移籍金のクラブ史上最高額は、今年1月(合意は昨年9月)にチェルシーからFWジエゴ・コスタを再獲得した際の6500万ユーロ(約84億円)。それを上回るクラブレコードということになる。
現在22歳のルマールはカーンでプロデビューし、2015年にモナコに移籍。2016/17シーズンのリーグ優勝などに貢献した。2016年からフランス代表でプレーし、ロシア・ワールドカップに向けたメンバーにも招集されている。
アーセナルやリバプール、チェルシーなどプレミアリーグの強豪クラブからの関心も噂されていたが、来季からはスペインでプレーすることになりそうだ。
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