トゥーリオ・デ・メロ【写真:Getty Images】
J2のアビスパ福岡は13日、同クラブに在籍していたブラジル人FWトゥーリオ・デ・メロが契約を解除して退団することを発表した。
現在33歳のトゥーリオはブラジル1部のシャペコエンセから今季福岡に加入。過去にフランスなど欧州のリーグでも活躍した大物外国人選手として期待されたが、今季J2では7試合の交代出場にとどまっていた。合計80分あまりのプレーでゴールは記録していない。
「長引くケガによるコンデション不調を理由に、引退を視野に入れ、一度自らのサッカーキャリアを見つめなおしたいと、急きょ退団の申し出がありました」とクラブは発表。慰留に努めたが、本人の強い要望により契約解除に合意したとのことだ。すでにチームを離れており、21日にブラジルへ帰国する予定となっている。
トゥーリオはクラブ公式サイトを通してサポーターへの感謝を表し、「皆さまがいるべき場所であるJ1にチームが昇格することを祈っています。私と家族にとって我が家のように感じることができた福岡での生活は本当に素晴らしいものでした」とコメントしている。
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