乾、柴崎、香川が活躍
【日本 4-2 パラグアイ 国際親善試合】
コロンビアはパラグアイよりずっと強い。また、スイスと比べてもパラグアイがインテンシティの低いプレーぶりだったことは差し引かないといけないが、メンバーを代えた日本のプレーぶりは上向いている。
乾(貴士)、香川(真司)、岡崎(慎司)、酒井宏樹の負傷組がコンディションを上げてきた。2ゴールの乾は守備面でも効いていて、コロンビア戦の先発は確実と思われる。柴崎(岳)もビルドアップとセットプレーで質の高さを示した。香川も復調をアピール、岡崎と連係した守備も良かった。
現時点でいえそうなのは、まず本田(圭佑)が外れるだろうということ。4-2-3-1でやるならトップ下は香川だが、柴崎を入れた4-5-1のほうがコロンビアにはベターだと思う。コンディションの良さそうな武藤(嘉紀)、復調の兆しのある岡崎、安定した守備をみせた昌子(源)をどう扱うか。リザーブ組の調整試合のつもりだったかもしれないが、収穫のある試合になったのではないか。
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