パラグアイ戦で2得点の乾貴士【写真:Getty Images】
日本代表は現地時間12日にオーストリアのインスブルックで行われた国際親善試合でパラグアイ代表と対戦し、4-2で勝利を収めた。
ロシア・ワールドカップに向けた準備に苦戦していた西野ジャパンに、大きな勝利をもたらす最大の立役者となったのはMF乾貴士。0-1で迎えた後半に2ゴールを奪ってチームを逆転に導き、勝利に向けて流れを大きく日本に引き寄せた。
スペインのエイバルに所属していた乾は、来季からベティスへ移籍することが先日発表された。ベティスの地元セビージャのメディアも、日本代表での乾の活躍を盛んに伝えている。
『セビージャインフォ』は、「ベティスの乾貴士が2得点で日本のスターに」と試合について報道。「パラグアイが先制したが、ベティス移籍の決まっている乾が2得点で試合をひっくり返した」と伝えた。
『エスタディオ・デポルティボ』は「乾の2つのゴラッソ」と得点のプレーを称賛。ベティスに在籍し、来季から乾とチームメートになるパラグアイのFWアントニオ・サラブリアが交代出場したことにも触れている。
『ABC』でも「来季からベティスと契約した乾が際立った活躍」と伝え、「ベティスのサナブリアと同じピッチに立った」と新たなチームメートとの出会いにも言及している。
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