ヴィッセル神戸のウェリントン【写真:Getty Images for DAZN】
J1のヴィッセル神戸に所属するブラジル人FWウェリントンは、ブラジル『ランス』のインタビューに答え、MFアンドレス・イニエスタの神戸加入がチームや日本サッカーにもたらす影響について語っている。
神戸は先月、バルセロナを退団するスペイン代表MFイニエスタの獲得を発表。昨夏に神戸に加入した元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキに続いて、世界的なスター選手が日本でプレーすることになった。
ウェリントンはイニエスタの神戸加入について「大きな意味がある」とコメント。「僕だけでなく、クラブにとってもJリーグ全体にとっても素晴らしいことだ。注目度は間違いなく高まる。日本のサッカーが世界中からより注目されるようになる」と語った。
「他国の報道もよく読むが、日本サッカーについてすごく馬鹿げたことを書いているものもある。中国のサッカーよりレベルが低いと言っているものもあるが、事実とは程遠い」とウェリントンは主張する。
「鹿島アントラーズがクラブ・ワールドカップ決勝でレアル・マドリーと引き分けた(延長戦で敗戦)ことは無視するべきじゃない。アジアで最高のリーグは間違いなく日本だ。彼(イニエスタ)の存在は、その事実を広く知らしめることになると思う」
今季の神戸で公式戦8得点を記録しているウェリントンは、イニエスタの加入により「ゴールは増えると思う」と期待。J1で現在6位の神戸は首位のサンフレッチェ広島に15ポイント離されているが、「数年前には前半戦を下位で終えたガンバ大阪が全タイトルを獲得したこともある。まだ首位に追いつくことはできると思う」と追走への自信を見せている。
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