なでしこジャパンの猶本光【写真:Getty Images】
なでしこリーグの浦和レッズレディースは11日、同クラブに所属する女子日本代表(なでしこジャパン)MF猶本光がドイツ1部のフライブルクへ完全移籍することが決定したとして発表を行った。
猶本は1994年3月3日生まれの24歳。福岡J・アンクラスでプレーしたあと2012年に浦和レディースに加入し、今季で7シーズン目を戦っていた。2014年には浦和でリーグ優勝に貢献し、なでしこジャパンにもデビューを果たした。
「2012年U-20女子ワールドカップでドイツと対戦した時、世界とのレベルの差に衝撃を受けました。その時のことを忘れることなく、今までトレーニングや試合に臨んできました。そして6年半経った今、やっとチャレンジしたいと心から思えるまで成長できたので、このタイミングで移籍を決断しました」と猶本は浦和公式サイトを通してコメントしている。
フライブルクは2017/18シーズンの女子ブンデスリーガ1部を3位で終了。猶本の獲得はフライブルク側からも発表されており、背番号は6番になることも明らかにされている。
「しっかりとした技術を持ったセントラルMFで、我々の哲学にぴったりな選手。守備的にも攻撃的にも起用することができ、中盤の強化に繋がる」とイェンス・ショイアー監督は猶本についての評価を述べている。
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