JFA、天皇杯でのPK戦やり直しを決定【写真:Getty Images】
日本サッカー協会(JFA)は11日、先週行われた天皇杯2回戦の名古屋グランパス対奈良クラブ戦で審判による「明らかな競技規則の適用ミス」があったとして、PK戦のやり直しを行うという異例の対応を発表した。
J1の名古屋とJFLの奈良クラブは6日にパロマ瑞穂スタジアムで行われた2回戦の試合で対戦。延長戦までの120分間を1-1の同点で終え、PK戦では奈良クラブが5-4の勝利を収めていた。
JFAによれば、この試合で「次ラウンド進出チームの決定に直接影響を及ぼす、担当審判員による明らかな競技規則の適用ミスがあったことが確認」されたという。同件について国際サッカー評議会(IFAB)にも確認を取った上で、11日に臨時の天皇杯実施委員会を開催して協議し、PK戦のやり直しを決定したとのことだ。
具体的にどのようなミスがあったのか、またPK戦のやり直しが開催される日時は明らかにされていない。JFAでは11日に都内で記者説明会を開催することも発表している。
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