ボルシア・ドルトムントのマリオ・ゲッツェ【写真:Getty Images】
リバプールで指揮を執るユルゲン・クロップ監督は以前指導していたボルシア・ドルトムントに所属するMFのマリオ・ゲッツェとの関係について語っている。
9日付けのスポーツ・チャンネル『ダゾーン』でクロップ監督がゲッツェについて「彼は現在20代中盤だ。恐らく今後10年はプレー出来るし多くのものを獲得出来るだろう」とかつての教え子を評価している。続けて「私は数回彼の獲得を試みた。しかしこれまでのところ上手くいっていない」とこれまで複数回にわたってオファーをしたことを告白した。
これについてゲッツェ自身も2016年夏にバイエルン・ミュンヘン退団した後リバプールへの移籍が進んでいたことを明らかにしたうえで「彼と一緒に仕事をする事に今でも興味はある」と同チャンネルで語っている。
クロップ監督はドルトムント時代の2009年にゲッツェの才能を評価しトップチームデビューをさせた人物である。またゲッツェにとってもクロップ監督は大きな存在だ。同監督の下で成長し2度のリーグ優勝やブラジルワールドカップでは決勝ゴールを挙げるなど現在の地位を築くうえで欠かせない指導者である。
そんなお互いの存在を認め合う両者が再びタッグを組む日は訪れるのだろうか。
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