モハメド・サラーはこのときに負傷【写真:Getty Images】
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーは、チャンピオンズリーグ決勝で対戦したレアル・マドリーのDFセルヒオ・ラモスに対する怒りがおさまっていない。スペイン『マルカ』に語っている。
リバプールの得点源として注目を集めていたサラーは、ヨーロッパ最強クラブを決める大一番でセルヒオ・ラモスと接触して負傷交代となった。現在はロシアワールドカップに向けて回復を続けているところだ。
セルヒオ・ラモスのアクションについては、今でも賛否両論ある。実際、サラーは普通のチャレンジだったかという問いに「分からない」と答えた。
ただ、セルヒオ・ラモスが「痛み止めを打てばプレーできたかもしれない」と話したことについては納得がいかないようで「面白い発言だ。泣かされた人間から笑わせてもらえるなんてね」と返答。怒りがこみ上げている様子だ。
セルヒオ・ラモスからメッセージがあったというが、「OKなんて返事は一度もしなかった。ピッチに倒れたとき、肉体的な痛みと同時に、チャンピオンズリーグ決勝を続けることができないという怒りと悲しみがあった。同時にワールドカップに出られないかも、と思ったけど、それは悲惨な考えだったね」と話している。
エジプト代表とスペイン代表がともにワールドカップでグループステージを突破すると、2チームは早ければ決勝トーナメント1回戦で対戦する可能性がある。
【了】