日本代表【写真:Getty Images】
スポーツなどのデータ分析を手がける米国「Gracenote」社では、来週から開催されるロシア・ワールドカップについてデータに基づいたシミュレーションを実施し、参加各チームのグループステージ突破確率や優勝確率を算出した結果を公開している。
同社では出場チームを過去の結果に応じたポイントでランキング化し、各試合について勝利、引き分け、敗戦の確率を算出。その確率に基づいて大会全体について100万回のシミュレーションを行ったとのことだ。
その結果によれば、日本代表がグループHを2位以内で終えて決勝トーナメントへ進出する確率は「29%」。コロンビア(77%)、ポーランド(50%)、セネガル(45%)に劣る4番手という厳しい評価となっている。
優勝確率が最も高いと選出されたのはブラジル代表で21%。スペインが10%、ドイツとアルゼンチンが8%、フランスが6%で続いている。
今大会では、目新しい顔ぶれの決勝戦を見ることができるかもしれない。1970年大会以降の最近12大会で決勝に進んだのはブラジル、スペイン、ドイツ、アルゼンチン、フランス、オランダ、イタリアの7ヶ国のみだが、オランダとイタリアは今回予選で敗退。その他の5ヶ国以外のチームが決勝へ進む可能性は81%、優勝国が5ヶ国以外から出る可能性は47%と予測されている。
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