ユベントス移籍の決まったマッティア・ペリン【写真:Getty Images】
ユベントスは8日、ジェノアに所属していたイタリア代表GKマッティア・ペリンを完全移籍で獲得することが決定したとして発表を行った。
ペリンは1992年生まれの25歳。ジェノア下部組織から2010年にトップチームに昇格し、パドバやペスカーラへのレンタルを経て、2013/14シーズンからジェノアのレギュラーに定着した。2014年にはイタリア代表にもデビューしている。
ユーベとの契約は2022年6月30日までの4年間となる。移籍金の額も明らかにされており、1200万ユーロ(約15億5000万円)を3回の分割で支払うのに加え、設定された目標の達成に応じて最大300万ユーロ(約3億9000万円)のボーナスが加算されるとのことだ。
ユーベの紹介しているデータによれば、ペリンは2017/18シーズンのセリエAでセーブ率75%を記録しており、これは25試合以上に出場したイタリア人GKの中ではトップ。過去5シーズンの通算データでもユーベのジャンルイジ・ブッフォンとミランのジャンルイジ・ドンナルンマに次ぐセーブ率を記録しているという。
2001年からユーベの絶対的守護神として君臨し続けてきたブッフォンは今季限りで退団。ペリンは昨年から在籍するヴォイチェフ・シュチェスニーとともにブッフォンの後継者候補となりそうだ。
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