日本サッカー協会の田嶋幸三会長【写真:松岡健三郎】
【日本 0-2 スイス 国際親善試合】
日本代表は現地時間8日、国際親善試合でスイス代表と対戦し、0-2で敗れた。
試合後、報道陣の取材に応じた田嶋幸三会長は「やろうとするサッカーがだんだん見えてきた感じはします」と西野ジャパンの戦いを評価した。
「前半すごくいい形でディフェンスをしていたと思いますし、大島(僚太)を中心に速いテンポでつないでから崩そうという意図が見えたことは非常に良かったと思います。ただ、一本のミスで完全に崩される、点を取られるということをワールドカップレベル、このレベルだとあるということを理解しなければいけない」
また、先制されると苦しい状況になるか問われると、「間違いないですね」とし、「我々は61位というチームですし、特にコロンビアは点を取ったらしたたかに守ってきます。そういう意味では本当にディフェンスを集中してやることが重要になってきます」と続けた。
「やろうとしていることは非常にできてきたなと思っていますし、最後の10日間でしっかりと締めていってほしいですね」と期待を口にしている。また、コロンビア戦に向けた残りの準備期間について「僕は十分だと思っています」との見解を示した。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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