川島永嗣【写真:Getty Images】
【日本 0-2 スイス 国際親善試合】
日本代表は現地時間8日、国際親善試合でスイス代表と対戦し、0-2で敗れた。GK川島永嗣は本当の意味での手応えをつかむため、ワールドカップ前に結果が欲しいと考えている。
ロシアワールドカップを前に自信を手にしたい日本代表だが、スイス戦でも結果は出なかった。
スイス戦の手応えについて問われた川島は、「正直、収穫があったかは分からない」とコメント。「この状況の中で、一番自分たちに大切なのは結果だと思うし、どんなに議論しても結局結果が出なければ意味がない。そこはこだわっていかなければ」と話し、「(ワールドカップまで)残り1試合しかないですけど、ホントの意味での手応えはそこでしか得られない。そこは追求していかなきゃいけない」と、12日のパラグアイ戦に意欲をのぞかせた。
ガーナ戦に続いての敗戦だが、「前の試合に比べれば良い面は出てきている」と川島。「そういう意味ではポジティブになれる部分はあると思いますけど、ポジティブになることが全てではないと思う」と述べている。
日本代表守護神は、「自分たちがそろっているときはほとんど崩される形はつくられていないと思う」としつつ、「後半の最後のシーン含めて、取られ方が悪くなったときに1-0で勝たなければいけない状況の中でも自分たちがしっかり後ろを締めなければいけない」と考えている。「そのへんの勝負の分かれ目というかね、勝負のところで自分たちが締めるところを締めていかなければいけないのかなと思います」と、守備陣の役割について語った。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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