ポーランド代表のロベルト・レバンドフスキ【写真:Getty Images】
【ポーランド 2-2 チリ 国際親善試合】
ロシアワールドカップで日本と同組のポーランド代表は現地時間8日、チリ代表と国際親善試合を行い、2-2で引き分けた。
FFIAランキング8位ポーランドと9位チリの強国対決。ロシアワールドカップ出場権を逃したチリを相手に、本番間近のポーランドは序盤から主導権を握る。
先制点は30分に決まった。高い位置でボールを奪ったポーランド。ペナルティエリア手前でパスを受けたレバンドフスキは前を向いて左足を振り抜き、強烈なシュートを突き刺した。
その4分後には味方が呼応。相手のミスもあって左サイドを抜け出したグロシツキが折り返し、フリーのジエリンスキがゴールネットを揺らした。レバンドフスキとジエリンスキは、韓国戦に続いて2試合連続得点だ。
しかし、チリも意地を見せる。38分、パチューカで本田圭佑とチームメートのサガルがクロスを入れると、バルデスが合わせて1点を返した。56分にはアルボルノスが決めて、2-2の同点に追いつく。
交代枠を積極的に使ったポーランドは75分、途中出場のミリクが決定機を迎えるも枠を外して勝ち越しに失敗。試合は2-2のまま終了した。
ポーランドは12日にリトアニアと対戦したあと、本番に突入する。先月27日の韓国戦では勝利したものの2失点していただけに、守備に課題が残っているのかもしれない。
【得点者】
30分 1-0 レバンドフスキ(ポーランド)
34分 2-0 ジエリンスキ(ポーランド)
38分 2-1 バルデス(チリ)
56分 2-2 アルボルノス(チリ)
【了】