西野朗監督【写真:Getty Images】
【日本 0-2 スイス 国際親善試合】
日本代表は現地時間8日、国際親善試合でスイス代表と対戦し、0-2で敗れた。
ガーナ戦に続き、スイスにも敗れ、西野朗監督体制2連敗となった。そして、コロンビアとのワールドカップ初戦まで、テストマッチはパラグアイとの1試合のみ。ただ、西野監督は手応えを得ているようだ。
「私はマイナスのイメージはない。いいチャレンジができている。ワールドカップに入るなかで、ディフェンスの意識を持たせながら、いろいろな状況に対応するなかで3バックは選手も理解している。ディフェンスと言いながら取った後の攻撃の入り。スイスのディフェンスに対して、ある程度できた。切り替えも早く、ボールも動いた」
布陣変更など様々なトライをする中で、問題点ばかりが目につくが、西野監督には収穫が見えているということだろうか。複数失点を喫する守備、ゴールどころか決定機も作り出せない攻撃。しかし、指揮官は「危機感は全く感じていません」と言い切った。
ワールドカップに向けて不安は増すばかりだが、西野監督が得ている手応えがパラグアイ戦では目に見える形で表れることを期待したい。
(取材:植田路生、文・構成:編集部)
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