レアル・マドリーの下部組織で指揮を執るグティ監督【写真:Getty Images】
レアル・マドリーの新監督候補に現在同クラブの下部組織で指揮を執るホセ・マリア・グティエレス、“グティ”監督が上がっているようだ。7日付けのスペイン紙『マルカ』が報じている。
同紙はレアル・ムルシアのビクトル・ガルベス会長が記者会見の席で「グティはムルシアで監督にはなれないだろう。なぜならマドリーの監督を引き継ぐからね」とかつてマドリーで活躍したレフティーが来季から監督に就任するとも取れる発言を掲載した。
現在41歳のグティはマドリーで15年間プレーし公式戦542試合に出場した。引退後は指導者としてのキャリアを積み2016/17シーズンにはマドリーのフベニールA(U-19)で指揮を執りクラブ史上初の国内3冠を達成するなど高い指導力を発揮している。
先月31日にはジネディーヌ・ジダン監督が今季限りでのマドリー監督辞任を発表した。その後スペイン紙『カデナ・コペ』がマドリーはジダン監督の有力な後任候補であったトッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督の招聘を断念したと報じていた。
さらに今月5日付けの伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』ではユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督にも監督要請を断られたと伝えており、グティ監督の内部昇格の可能性もあるかもしれない。
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